トヨタのラインナップの中では、『ヴィッツ』の下に位置する『パッソ』(7日発表・発売)だが、想定されるユーザー層はどこにあるのだろうか。
カローラなど小型車の国内外を担当する商品企画部の柴垣正彦主査は「商品的には全く新しいクルマとなりますが、販売店には『デュエット』の後継として売られることになるでしょう」と語る。取り扱いもデュエットから引き続きカローラ店となる。
また、ライバル車については、基本的に存在しないとしながらも「ライバルは強いて言うなら軽自動車になります」と、軽自動車からのアップグレード層を取り込む考えを明らかにした。
価格帯は、同クラスの装備を備えた軽自動車と同じレベルになっており、ユーザーの問題となる保険や税金については「月々1500円、年間で1万8000円で、ゆとりと大きな室内サイズを手に入れられる」とアピールしていくという。