23日のF1モナコGP決勝、7番グリッドからのスタートながら、スタートでフェラーリ2台とキミ・ライコネン(マクラーレン)を抜き4位に順位を上げたB・A・R・ホンダの佐藤琢磨。残念ながらその直後にエンジンが白煙を上げリタイアとなった琢磨がレース後感想を語った。
「最高のスタートを切ることが出来ていただけに、今日の結果には非常にがっかりしている。だが力強いレースペースを見せられたことは、ポジティブな要素だった」
「今レースは的確なタイヤチョイスをすることができたし、優れたレース戦略も立てていた。それを発揮することができなくて極めて残念。スタート直後にエンジンパワーの減少を感じ、スモークが上がるのが見えた。そして突然僕のレースは終わってしまったんだ。
「スモークのせいでフィジケラ(ザウバー)とクルサード(マクラーレン)がクラッシュしてしまったことは残念だが、僕にはどうしようもなかったし、けが人が出なくて本当に良かった」
「モナコとニュルブルクリンクに向け、バルセロナやポールリカールで懸命なテストを行ってきた。少なくとも、今日の挽回が出来る機会が近くて良かったよ」