17日に栃木県の「ツインリンクもてぎ」で決勝が行われたIRLインディカーシリーズ第3戦「インディ・ジャパン300マイルは」は、ホンダエンジンが1-2フィニッシュした。1998年にCARTを初めて以来、ホンダはもてぎでのアメリカンレースを初制覇。
実はこのレースでは、今年秋に米国で発売されるアキュラ『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)が、ホンダエンジンで参戦した優勝者に贈呈されることが決勝前日、急きょ決まっていた。
参戦する5チーム10人のドライバーと懇談した福井威夫社長が、「もてぎ初制覇」に向けて「何か商品を出しましょう」と持ち出し、ホンダ社員からの提案もあってアキュラRLに決まったという。
ドライバーからは「アキュラRLってどんなクルマ?」との質問があり、福井社長は新しい4駆技術「SH-AWD」を搭載した同車を「普通の人でも皆さんのような運転ができるクルマ」と解説。選手からは大受けだったという。
いずれにせよ、チャンピオンのダン・ウェルドン選手にはビッグボーナスとなった。