三菱自動車は、2日に開幕したスイス・ジュネーブの第74回ジュネーブ国際自動車ショーに、三菱自動車とダイムラークライスラーが共同開発して欧州で生産する5ドアの『コルト』と3ドアのコンセプトカーの『コルトCZ3』を世界初披露した。
コルトはオランダ、ボルン市のネッドカー社で生産して欧州で販売する。日本では2002年11月から販売しているが、欧州製のコルトは日本製とプラットフォーム、主要部品を積極的に共用した。
エンジンは、三菱自動車とダイムラーの合弁会社の、ドイツ、ケレダ市にあるエンジン工場MDCパワー社で2003年12月生産開始した新開発エンジンを搭載する。エンジンラインナップは1.1、1.3、1.5リットルのDOHC MIVECエンジンと1.5リットルディーゼルエンジン。
日本製と比べてフロント外観、インストルメントパネル、シートなどの内装とカラーリング、エンジンラインナップ、シートアレンジが異なる。