【自主回収】秘密基地トミカ『マグナムパトレーラー』で指切断のおそれ

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【自主回収】秘密基地トミカ『マグナムパトレーラー』で指切断のおそれ
  • 【自主回収】秘密基地トミカ『マグナムパトレーラー』で指切断のおそれ
トミーは4日、同社のミニカーブランドである“トミカ”製品のうち、2002年7月に発売した大型トレーラー型の玩具『マグナムパトレーラー』で、遊んでいた子供が指先を切断する事故など4件の傷害事故が発生していたとして、この製品の自主回収を決定した。商品代金(定価6800円)の返還にも応じるとしている。

これは同社が4日に発表した。事故が起きたマグナムパトレーラーは、全長約80cmのトレーラー型で、車体を展開するとミニカーが中に納まる全長90cmの基地形態に変化するようになっている。2002年7月から販売を開始し、先月末までに15万6000個を出荷しているという。

ところが発売直後の2002年8月から「展開している際にできた隙間に指を挟みこんでケガをした」というクレームがメーカーに寄せられた。この際に負傷したのは2歳の男児で、マグナムパトレーラーの司令塔部分を上下させていた際、わずかな隙間に指を挟みこんだまま展開動作を続け、ケガをしたという。

このため、同年12月出荷分からは隙間が生じないように改良を施した製品の出荷を開始したが、この時点で市場に流れていた11万個に及ぶ在庫品の回収は行わず、併売が続けられてしまった。

販売量が多く、商品の回転が速い大規模小売店では比較的早い段階で改良後の製品に変わったものの、幼児用玩具としては高額であることも要因となり、市場には改良前の製品がそのまま残り続けていた。

この結果、改良前の製品でケガを負うといったケースがさらに3件続いた。そして昨年12月、2歳の男児が指を挟んだまま司令塔の上下動を行い、左手薬指の第一関節を切断するという大事故が起きてしまった。幸いにも指は縫合されたが、この報告を受けたことで全量の自主回収を決めたという。

同社では「最初の事故が発生し、製品の改良が決定した時点で回収に着手しなかったのは事態を軽視していたからだとお叱りを受けても仕方がない」と陳謝しており、回収する商品と引き換えに7140円(定価分の代金+消費税額)を返還するという。

対象商品は改善前/改善後を問わず、全量としている。また、返送の際に掛かる送料についてもメーカーが負担するとしている。

自主回収についての問い合わせはフリーダイヤル(0120-23-1031)で、平日の午前9時から午後6時まで受け付けている。
《石田真一》

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