待ちに待ったシボレー『キャバリエ』の後継、『コバルト』が登場した。アメリカのコンパクトカーセグメントは激しい競争社会。ホンダ『シビック』、トヨタ『カローラ』、フォード『フォーカス』などの競合の前に、ここ数年GMの各ディーラーは打つ手がなかった。
大きな期待の中登場したコバルトは、セダンとクーペ。サターン『アイオン』でも採用している「デルタ」プラットフォームを採用。セダンはリアのオーバーハングが極端に短く、スポーティさを強調。クーペは“コルベットライク”なリアビューで走りの良さを感じさせる。
パワーユニットはGM自慢の「エコテック」2.2リットル直4(140馬力)を「LT」、「LS」モデルに搭載。よりスポーティな「SS」モデルには、2.4リットル直4(170馬力)を。そして、アフターマーケットを意識してスーパーチャージャー搭載の2.0リットル(200馬力)まで用意された。
全車2004年9月に全米発売開始。日本を含めた世界市場への対応については、現在未定だ。