トヨタは、発売したばかりの『クラウン』のチューニングモデル『クラウン・アスリート(STUDY MODEL)』を展示した。トヨタ自身がチューニングを行ない、エンジンの馬力は10%程度アップしているという。
トヨタがチューニングしたモデルは参考出品で、現在のところ市販予定はない。エンジンはNAのままだが、ヘッドおよびポートの研磨を施し、専用のエンジンカバーを装着した。ブレーキも強化されておりフロントには専用のアルミ対向4ポッドキャリパーを装着した。
足回りはビルシュタインのダンパーにローダウンサスペンション。19インチホイルには日本未発売のミシュラン“Pilot SPORTS2”235/35R19を履く。
市販の予定はないが、ショーでの反響によっては発売の可能性もでてくるという。参考出品なので価格なども明らかにされていないが、展示モデル程度のチューニングであれば、本体価格の2倍には達しない程度で市販できる可能性もあるという。
なお、ブースには他に4台の「クラウン“アスリート”」を展示。「TRD」のバーツを装着した「スタイリッシュエアロパッケージ」、「モデリスタバージョン」、「TRDバージョン」、「TOM'Sバージョン」となる。いずれも販売店装着パッケージとなり、エンジンのチューニングは施されない。