GMがミニバン路線を一新した。4ブランドで兄弟車となる。今回はそのうちサターン『リレイ』、ビュイック『テラッツア』を発表。セールスポイントは3点。乗り降りの良さと荷物の積み下ろしの容易さ。フレーム強度アップや新設計シートベルトでの安全性アップ。そして、燃費の良い3.5リットルV6や17インチホール採用でのバリューアップ。その他の特徴としては、2列目、3列目のシートがワンタッチでフロアーに対して完全にフラットなる点。実物を目の前にしてみると、ボディデザイン全体は確かに、これまでのミニバンとSUVとが混在している。インテリアのクオリティも、各種スイッチ類の機能性やタッチもランクアップしている。04年2月のシカゴショーでは、シボレー『アップランダー』(『ベンチュア』後継)、ポンティアック『モンタナSV6』(『モンタナ』後継)がデビューして4兄弟が出揃う。全4モデルとも、ジョージア州GMドラビル工場で生産され、04年9月発売開始。合計で年間20−25万台販売が目標。トヨタ『シエナ』、ニッサン『クエスト』など、新世代日系ミニバンたちと一騎打ちとなる。
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