世界最大のプライベートチューニング企業、ブラバス社。ドイツ北部、ボットロップ市を本拠とする彼らは、ダイムラークライスラーとの密接なる関係から、クライスラー用チューニングも手がけている。それが「スターテック」ブランド。
今回LAオートショー(ロサンゼルスモーターショー)で、『クロスファイア』の3.2リットルV6を3.8リットル化した300馬力ユニットの北米投入を発表した。クロスファイアはメルセデスベンツ『SLK』と約39%共通パーツを使っており、ブラバス社にとってこのチューニングは比較的簡単だったという。
発売初年度の2003年、思いのほか販売が伸びなかったクロスファイアにとって、全米クライスラー・ディーラーで注文販売されるスターテック・バージョンがカンフル剤になるはずだ。