全米各地からディーラーが集まるNADA(全国自動車ディーラー協会)ショーが1月31日から4日までサンフランシスコで開催されている。販売の面からの自動車トレンドを占う上で重要なコンベンションだ。
スバル・アメリカは、フランスの自転車レース、ツール・ド・フランスのチャンピオン、ランス・アームストロングに今後5年間で総額1200万ドル(約14億5000万円)の援助をする契約を交わした、と発表。
情報筋によると、カルロス・ゴーン社長兼CEO(最高経営責任者)が現行の中期経営計画「日産180」の次の中期計画の策定を指示、社内で検討作業に着手したことを明かにした。05年春には日本人のCOO(最高執行責任者)を選任することにもなっている。
ベントレーブランドにおいて『アルナージ』の下に位置する『コンチネンタルGT』。価格は「2000万円を切る」とも、「3000万に届くかもしれない」とも言われる。現状では未定ながら、低めに設定されるという。
『ティアナ』は日本だけでなく、中国などアジア圏でも販売が予定されている。モダンリビングをイメージしたインテリアデザインなどはいかにも日本的という印象なのだが、これが中国で受け入れられるのだろうか。
アメリカ市場のテイストがスタイリッシュに傾きつつあることは事実のよう。そこでアメリカのモータージャーナリストが投票した、「一般のユーザーに手が届く範囲のスタイリッシュカ−」ベスト5の結果を見てみよう。
『コンチネンタルGT』のターゲットカスタマーは35〜45才。これは従来のベントレーユーザーの45−55才に対してかなり低い。ベントレーではコンチネンタルGTを幅広い顧客層を獲得する、市場拡大のためのクルマと位置付けている。
『ティアナ』の3.5リットルV6エンジン「NEO VQ35DE」搭載モデルには、新開発された大排気量エンジン用CVT「エクストロニックCVT-M6」が組み合わされる。これまで「2.5リットルエンジンがCVTの限界値」と言われてきたが、それを軽々と乗り越えた。
ベントレー『コンチネンタルGT』のデザインを担当したデザイナーは、イギリス赴任に際してジャガー『Eタイプ』を購入し、イギリス車は何たるかを十分理解したうえで、デザイン作業に取り掛かったという。
『ティアナ』のエクステリアデザインは同じ日産の『プリメーラ』ほど目新しさを狙っていない。これはターゲットユーザーを分析し、新しさと今までの定番性をバランスさせた結果であるという。