ベントレー『コンチネンタルGT』のデザインを担当したデザイナーは、イギリス赴任に際してジャガー『Eタイプ』を購入し、イギリス車は何たるかを充分理解したうえで、デザイン作業に取りかかったという。
コンチネンタルGTのプロジェクトはイギリスのクルーで立ち上げられた。アウディ、シュコダでデザインをしていたオランダ人デザイナー、ダーク・ヴァン・ブレッケルは、ドイツからイギリスのクルーに赴任した直後にジャガーを購入。イギリスでイギリス車を走らせ、イギリス車のヘリテージを感じ取り、コンチネンタルGTがどうあるべきかを考えたという。
デザイナーは、もちろん過去のベントレーを尊重しつつも、“レトロ”にはしたくなかったという。短いフロントオーバーハングや大きなボンネットにはそれが現れている。ピラーのないキャビンも均整の取れたコンパクトなデザインで、リアはシャープなデザインを心がけたという。
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