『i』と並んで新開発の軽プラットフォームを活用して作られたコンセプトモデルが、ワンボックスの『SE-RO』(セロ)だ。名前の由来はSecret Room(秘密の部屋)。少年時代の思い出にある“秘密基地”をイメージし、その中で自分だけの時間を過ごすという、プライベート空間の提供がメインテーマだ。
三菱自動車は現在、次世代軽自動車のプラットフォームを鋭意開発中だ。新プラットフォームはアンダーフロアミッドシップレイアウトで、2560mmという1.5リットルクラス並みのロングホイールベースを持つのが特徴だ。『i』は、そのプラットフォームを最大限に活用することを主眼に作られたコンセプトカーである。
『CZ2カブリオレ』は、三菱自動車が2001年の東京モーターショーに出品したスタイリッシュなベーシックカーのコンセプトモデル『CZ』を2ドアオープンボディ化したものだ。リアに向かってウェストラインがダイナミックにキックアップするワンモーションフォルムは2ドアオープンによくマッチしており、ブランニューに見える。
2.0リットルターボのハイパワーオープンスポーツ・コンセプト『ターマックスパイダー』に、新しいドライブコンピュータが装備された。GPSによって走行コースを表示、ラリーで使用されるナビゲーター用コンピュータのように、コーナーのきつさやその後の直線の長さなどをドライバーに伝達する。
『B9スクランブラー』はフルタイム4WDと最低地上高200mmという余裕のロードクリアランスでオンロード、オフロードを問わず爽快なドライビングが楽しめる、オープン2シーターボディのコンセプトカーだ。
躍動感あふれるフォルムが魅力のスバル『R1e』。軽自動車よりも短い全長で、かつ流麗なワンモーションフォルムを採用しながら、2+2の室内スペースを確保。ミニカーとしての価値を極限まで追求するコンセプトカーだ。
大都市を中心に流行中のビッグスクーター。そんなビッグスクーターのイメージを4輪で再現し、「2輪の楽しさ」と「4輪の実用性」を融合させた2人乗りの都市型コミューター『Sライド』だ。
SUVによる環境破壊を防ぎたい。自然と共存できるSUVを作りたい。『ランドブリーズ』コンセプトは、そんな願いから開発を進めたコンパクトSUVだ。
『モバイルテラス』は、GMが開発した「Hy-Wire」(ハイワイヤ)と呼ばれる、燃料電池プラットフォームを使い、スズキが得意とするコンパクトカーを製作したらこうなる!、という提案モデル。
「ショーでの反応次第では市販化も…」とデザインセクションの仲田公彦さんは控えめに答えてくれたが、『コンセプトS2』はズバリ、ノーマルルーフ仕様が、そう遠くないうちに発売されると予定されるモデルだ。