現地生産が拡大…上半期の4輪輸出は減少

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現地生産が拡大…上半期の4輪輸出は減少
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日本自動車工業会が30日発表した、2003年度上半期の4輪車輸出実績は、前の年の同じ時期にくらべ、2.2%減の230万4135台となり、2年ぶりのマイナスになった。北米向けが、現地生産の拡大を背景に、2ケタの減少となった。

北米向けは、前年同期にくらべ13.7%減の85万8984台となり、2年ぶりに減少した。このうち、米国向けは、同13%減の76万6459台で2年ぶりに減少した。日産自動車やホンダが米国でSUVやミニバンの生産を拡大したことが背景にある。

その他地域向けは、アジアが前年同期にくらべ12.6%増の26万2519台、欧州が同15.3%増の55万4836台と、いずれも2年連続で増加した。

《編集部》

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