ハイブリッド車、燃料電池車など、数々の環境技術を展示しているダイハツ。環境技術で世界最先端を行く親会社のトヨタの技術を使い回していると思われがちだが、実はその多くがダイハツの独自技術である。
ガソリン1リッターあたり60kmという超低燃費を達成したコンセプトカー『UFE II』のハイブリッドシステムはダイハツの自社開発。前回の乗用車ショーに出品された低燃費カー『UFE』はトヨタのハイブリッドシステムを使用していたが、そのノウハウをうまく吸収した形だ。
貴金属の使用量を減らし、しかも長寿命という画期的な自己再生型触媒もダイハツオリジナル。2002年には世界的に権威のある科学雑誌で賞賛されるなど、高い評価を得た。小型車専業メーカーとして存在感をアピールしている。