『クサビ』は、日常利用に使えるスポーツカーを目指した。エンジンは1.3リットルの「MZR」ガソリンエンジン。インタークーラー付きのスーパーチャージャーを搭載し、デュアルS-VT(シーケンシャル・バルブタイミング)のメカニズムを持っている。
パワーユニットの出力は110kW(150PS)/6000rpmを目標値として、トルクも実用を考慮し3500回転で180Nmを発生する。過給エンジンの過給ラグを影響を抑えるため、4連の電子スロットルを採用し、レスポンスの向上と低燃費化を行なったという。
実はこのクサビはフランクフルトショーに続いての展示。フランクフルトではコモンレールディーゼルエンジンを採用していたが、日本での実情を考慮してガソリンエンジンとし、アイドリングストップ機能も備えている。