現行レガシィのフルモデルチェンジに遅れること4ヶ月、待望の6気筒モデルが追加となった。
これまでは水平対抗の4気筒で2リッターのみ。それに3リッターの排気量をもつ6気筒が加わることによって、レガシィの魅力を増していく。
基本的に活発な走りのキャラは4気筒に譲るが、6気筒モデルは、しっとりと落ち着いた走りが身上。もともと振動が少ない水平対向のメリットを生かし、大人の走りを提供してくれようとしている。
根底には走りのレガシィらしい、頼もしさが備わっている。そのうえで6気筒は、大人のレガシィとしてのキャラクターを強く感じさせる1台だ。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★★☆
パワー&フットワーク:★★★★☆
装備内容:★★★★☆
オススメ度:★★★★☆
木下隆之| モータージャーナリスト
プロレーシングドライバーにして、大のクルマ好き。全日本GT選手権を始め、海外のレースでも大活躍。一方でカー・オブ・ザ・イヤー選考委員歴は長い。「ジェイズな奴ら」を上梓するなど、作家の肩書きも。