学生時代からモータースポーツをはじめ、出版社・編集部勤務を経て独立。クルマ好きの感動、思いを読者に伝えようとする。短編小説『ジェイズな奴ら』も上梓。日本・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。「心躍るモデルに高得点を与えるつもり」。海外レース経験も豊富で、ライフワークとしているニュルブルクリンク24時間レースにおいては、日本人最高位(総合5位)と最多出場記録を更新中。
たいそう華やかな盛り上がっていることは噂で見聞きしていたけれど、まさか自身がこのレースに出場するなどとは夢にも思っていなかった。
栃木県のGKNショートテストコースにて、トーヨータイヤのフラッグシップタイヤ「PROXES(プロクセス)」の新製品試乗会が2023年3月23日に開催された。
3月23日に栃木県のGKNショートテストコースにて、トーヨータイヤのフラッグシップタイヤ「PROXES(プロクセス)」の試乗会を実施した。まずはプレミアムスポーツタイヤ「プロクセス・スポーツ2」のインプレッションをお届けする。
その日は、抜けるような蒼空に恵まれていた。陽の光を浴びて、湘南の海はキラキラと小さな光の粒を反射させている。
スタッドレスの進化が止まらない。クルマを構成するパーツの中で、もっとも進化の歩みが早いのがスタッドレスタイヤではないかと想像する。
ダンロップの新作の話題が僕の耳に届いたのは、まだ日本が肌寒い冬のことだ。
◆SUVの特徴とも言えるユーティリティを犠牲にする異端さ ◆強烈なパワーを発生させるV型8気筒4リットルツインターボ ◆時に優しく特に鋭くドライブさせる
「20thアニバーサリー」その文字を目にして、思わぬ郷愁が芽生えた。ホンダ『S2000』はもう、デビューしてから20年という月日を積み重ねたことになるのか…。時間の経過の速さに驚きつつ、進化の歩みの遅さに驚かされる。
「まるで小宇宙だな」 目の前に、黒いゴムの塊がある。それをしげしげと眺めていてふっと頭の中で駆け巡ったのがこの思いである。
◆カローラスポーツから投入した理由とは… ◆新プラットフォーム採用の恩恵は至るところに
◆これが日本の大衆車サイズだ ◆犠牲なく、SUVクーペ感を醸し出す ◆街乗りだけのSUVではない
◆世界戦略車としての可能性 ◆力強くスムーズな加速が印象的だが… ◆タイヤを変えればスポーツ走行もお手の物?
「ポールスター」でチューニングしたボルボ『XC40 T5』と『V60 T5D』をドライブ。それぞれ、心地よい性能の向上を確認できたので報告しよう。
6代目となる新型BMW『3シリーズ』は、大きくサイズを拡大して登場した。街中に馴染む比較的コンパクトなボディを武器に人気を博してきた3シリーズが自らを肥大化させたことは、今後の方向性を物語る。
新型トヨタ『クラウン』の試乗会は、陽の光が燦々とそそぐ、抜けるような青空に恵まれた日に開催された。試乗は、東京湾海底トンネル「海ほたる」を潜って越えた先の瀟洒なホテルをベースにしていたこともあり、どこか穏やかな雰囲気に包まれていたように思う。