コンベンショナルな技術で3リッターカー(100kmをガソリン3リットルで走る)というコンセプトを形にした三菱『i』。
3気筒1000ccの新開発ガソリンエンジンに、吸排気バルブを可変タイミングとし、アイドルストップ機能を搭載する。先行車両開発部の川上祥央マネージャーは、「スペシャルな技術を使わなくても3リッターカーができることを証明できたと思います」と胸を張る。
技術的にはすぐにも実用化できそうなこのクルマ、「2005年ごろにこのようなコンセプトのクルマを出したいと思っています」とは、商品広報担当の関野政之氏。
iは、CO2削減に頭を絞る自動車メーカーのひとつの回答である。