大手銀行株が堅調に推移し、全体相場は小反発。為替が円安に振れたことを好感し、自動車株はほぼ全面高となった。ホンダが前日比40円高の3990円と反発し、トラック関連の日産ディーゼル工業が16円高の194円と大幅続伸した。
日産自動車も7円高の875円と反発。前日取引終了後に前期決算を発表したが、「すでに株価に織り込み済み」との見方が支配的。朝方は機関投資家の利益確定と見られる大口の売りに下げたが、その後は相場全体の動きに引っ張られる形でプラス圏に転じた。
トヨタ自動車は持ち合い解消の売り圧力が強く、2665円で前日比変わらず。