マツダの米合弁工場が能力増---フォードの『マスタング』生産

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マツダの米合弁工場が能力増---フォードの『マスタング』生産
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米フォードとマツダは、ミシガン州フラットロックにある両社折半出資の合弁会社「オートアライアンス・インターナショナル」の生産能力を、現行の年20万台から同30万台に引き上げることを決めた。フォードの主力スポーティ車『マスタング』の生産を2004年から同社に移管するためで、同年までに能力増を図る。投資額は6億4400万ドル(約770億円)。

オートアライアンス社は1985年に設立され、87年9月に生産開始していた。主にマツダ『6』(日本名『アテンザ』)とフォードのマーキュリー『クーガー』を生産している。94年には生産台数が24万台とピークになったものの、01年には7万台余りに低迷している。

現在、マスタングを生産しているフォードのディアボーン工場を04年に閉鎖するのを機に、生産を移管するとともに、不振のオートアライアンス社のテコ入れを図る。従業員は現在約1900人だが、新たに1400人を雇用する。

フラットロック工場で生産されるマスタングは、去る1月のデトロイトショーで発表された新型。マスタングの生産がディアボーンから移動するのは64年の初代発表以来、初めてとなる。

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《レスポンス編集部》

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