先週末の米国株安に加え、英紙が「日本株を対象とした最大級のヘッジファンドが運用を取り止める」と報道したことを受け、全体相場は反落。円相場が1ドル=117円台と高値圏で推移していることを嫌気し、自動車株はさえない。
トヨタ自動車が、前週末比50円安の3010円と続落。この日新型ミニバン『ウィッシュ』を発売したが、株価は一時昨年10月以来の3000円台割れとなった。円高に伴う収益悪化懸念が売り材料となった。日産自動車も4円安、ホンダも140円安と続落し、三菱自動車工業、スズキなどがさえない。
こうした中、いすゞが第3四半期の業績の改善、販売好調などから4円高の54円と3日続伸。日産ディーゼル工業、マツダがともに1円高となった。
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