【株価】曙ブレーキ反落、わずか2週間で業績予想を修正

自動車 ビジネス 株価

米国株高を受けて高く始まったが、全体相場は6日ぶりに反落。平均株価は9000円台目前まで買われたものの、その後は利益確定の売りに押される展開になった。自動車株はほぼ全面安。

ホンダが前日比60円安の4560円と3日ぶりに反落し、日産自動車も29円安の956円と下げた。この日の臨時株主総会でトラック・バス部門の分社化を正式決定した三菱自動車工業は、11円安の242円と反落。

ブレーキ最大手の曙ブレーキ工業は、25日に今期連結業績予想の修正を発表。今月12日に発表した売上高予想を1300億円→1240億円と下方修正し、経常利益は50億円→60億円と上方修正した。連結対象子会社の期間変更によるものだが、わずか2週間での業績修正に市場は戸惑い気味。前日までの4日間で30円上げていたこともあり、4円安の189円と5日ぶりに反落した。

こうした中、トヨタ自動車は10円高ながら3日続伸し、ダイハツ工業もしっかり。

《山口邦夫》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集