カーナビの初めてを知りたいと思いませんか? ---地図は手で取り替えていた

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カーナビの初めてを知りたいと思いませんか? ---地図は手で取り替えていた
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カーメーカーは、サテライトGPSが普及する以前からカーナビ=車載装置でルート案内を行う方法を色々とトライしてきた。

たとえば、日産は『スカイライン』に地磁気を利用した簡易ナビを搭載したことがある。仕組みは簡単。目的地の位置を確認し、地磁気を使って方向を示すというもの。GPSや自律測位システムがメジャーになる前は、地磁気を利用したカーナビが主流だったが、これは位置がずれやすく、カーナビとしての機能を果たしていないことが多かった。

そんな中、ユニークなクルマ作りで有名だったホンダは、ナビでもユニークなものを作ってきた。たとえば透過フィルム地図で自車位置を表示するというモニター。今にして思えばあまりにもちゃちなナビだが、当時としては画期的な発明だった。しかし値段もさることながら画面の大きさやマップを替える手間などで普及はしなかった。

量産車搭載の本格的カーナビはホンダ『レジェンド』に搭載されたものだが、当時すでにGPSは登場していたものの、ホンダはクルマの方向変化を測定するのにGPSや地磁気ではなくガスレート方式を採用。これはノズルから噴出するガスの流れがクルマの動きによって変化するのを感知し、自車位置を測位した画期的なシステムだった。

こういったものから現在のインターナビにいたるまでの進化を追った、ホンダカーナビの開発物語「先進のカーナビ・情報技術者」がホンダアクセスのホームページで掲載されている。

《編集部》

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