【株価】6日ぶりに急反発したが……ホンダの大規模リコールの影響は?

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週末控えで利益確定の売りが優り、全体相場は3日ぶりに小反落。円相場が1ドル=125円台で落ち着いたこともあり、自動車株は買い戻しが入った。

日産自動車が、前日比14円高の952円と5日ぶりに反発。トヨタ自動車は、8日に発売した『ist』(イスト)の受注好調もあり6日ぶりに反発。新型車の積極投入を打ち出した三菱自動車工業は、6円高の405円と400円台を回復した。

ホンダも230円高の5630円と、6日ぶりに急反発。5月2日の最高値5990円からの下げ幅が600円に達し、この日はインディーズ(IRL)参戦の公表もあり、買い戻しを誘った格好だ。ただし、取引終了後のリコール情報が来週以降の懸念材料。それも国内と米国を合わせて200万台強という空前の規模だけに、業績への悪影響は避け難い状況だ。

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《山口邦夫》

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