全体相場は米国株高を受け続伸して始まったが、新規材料不足で結局は反落。一方的な円安が沈静化したことで、自動車株は全面安となった。
日産自動車が前日比17円安の881円と反落し、『MOCO』(モコ)効果は一日天下で終わった格好。トヨタ自動車はリクルートの大学生就職志望企業調査で初のトップとなったが、株価は3610円とさえない。富士重工業、いすゞが反落し、日産ディーゼル工業が続落した。
こうした中、マツダが6円高の341円と反発した。この日発表した前3月期の連結業績予想で、売上高を前回発表予想の2兆900億円から2兆940億円、経常利益を同じく20億円から185億円に上方修正。業績回復が具体化したことを評価した買いが入っていた。
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