ホンダは、ビンテージ・オフローダーの雰囲気を持たせ、車体に空冷4ストロークOHC単気筒230CCエンジンを搭載したスポーツバイク『XL230』を10日から発売する。
デザインは1973年発売のオフロードバイク『エルシノアMT250』や1975年に発売した『XL125』を彷彿させる細身で小ぶりなフューエルタンクに加え、濃紺の文字盤を採用した視認性に優れた速度計や丸型ハロゲンヘッドライトを採用した。エンジンから後方に伸びるセンターアップマフラーはリアサスの内側に取りまわされ、スリムな車体にしている。
エンジンは低・中速域のレスポンスに優れたセッティングとし、街乗りやトレッキングなど、軽快な性能を発揮するとともに、2人乗りでもゆとりある走りを実現した。
盗難防止システムとして強化ハンドルロック機構、強化キーシリンダー、直結始動防止回路などを装備した。
販売目標は年間4000台で、価格は34万9000円。