売り先行の展開となり、全体相場は3日続落。ほぼ全面安の市場にあって、自動車株の堅調さが目を引いた。
日産自動車が引き続き好調。前日比10円高の757円と3日続伸し、出来高は市場第2位。フォードなど米大手メーカーの投資判断が引き下げられたこともあり、海外の投資家が買い姿勢を高めている。トヨタ自動車も外資系証券の買いを集め、60円高の3550円と上げた。
GMによる再建支援が報じられたいすゞは、一時7円高の87円まで上昇。しかし、売り物も厚く、結局は1円高81円で取引を終えた。ホンダは5日ぶりに反発して始まったが、140円高の5200円をピークに売りに押される展開となった。終値5060円で前日と変わらず。