【新聞ウォッチ】「ベアなし」春闘スタート、でも自動車は前年の「半額」要求

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【新聞ウォッチ】「ベアなし」春闘スタート、でも自動車は前年の「半額」要求
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年1月10日付

●道路公団国費打ち切りで、第2東名など13件の工事受注見送り(東京・1面)

●環境対策で道路財源見直し、OECDが勧告へ(東京・3面)

●北米自動車ショー、「クロスオーバー車」メーカー活路、成長市場に開発しのぎ(東京・9面)

●トヨタとプジョー(PSA)の合弁、チェコに新会社設立(東京・9面)

●F1合同テスト走行、ホンダ「興奮」トヨタ「実感」(東京・19面)

●コラム・ひとトヨタの「課長」改革を演出したコンサルタント、和田吉正さん(朝日・2面)

●リストラ暴風、業績悪化のフォード、「車づくりの原点にもどろう」とCEO表明(朝日・12面)

●国交省も知らない「タクシー」がある。ペット運び病院、旅行…マイカー代わり幅広く(朝日・22面)

●雇用春闘スタート、「雇用安定」「ワークシェア」「定昇維持」の3つの焦点(読売・1面、関連記事3面)

●新型「クエスト」日産試作車公開(読売・11面)

●デトロイト自動車ショー、北米市場日米激突、各メーカー主力モデル投入(産経・8面)

●米、燃料電池車を推進、低燃費ガソリン車から転換(日経・1面)

●伊藤忠、タイヤ販売、米で拡充(日経・13面)

ひとくちコメント

不況下の厳しい雇用情勢の中、連合が今年の春闘に向けた第1回拡大戦術大会を開いた。ベースアップの統一要求見送り、雇用確保を優先とする闘争方針を決め、事実上春闘がスタートした。きょうの読売、産経など各紙が、「ベアなし時代」の雇用春闘のテーマなどについて大きく取り上げている。

そのうち、電機・鉄鋼などが「要求なし」の方針を打ち出したのに対し、リード役の自動車総連は、造船と並んで1000円のベア要求方針案を固めている。ベア要求額自体は、産業界全体の環境を考慮し、昨年の春闘要求の「半額」となった。

だが、業界内ではトヨタ、ホンダなどの好調組、三菱やいすゞなどの不調組との業績格差が鮮明になっていることから「要求段階から各労組の足並みが揃わない」(トヨタ労組幹部)とみている。不調組も決算数字上は円安に助けられて上向いているとはいえ、痛みを伴う構造改革は終わっていない。それだけに、経営側は気が緩まないためにも「賃下げ」も視野に入れたいのが本音のようだが……。
《福田俊之》

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