米国市場の落ち着きを好感し、全体相場は3日続伸。このところ不振を極めていた銀行株が上げに転じたが、自動車株は下げる銘柄が目立った。日産自動車が、前日比9円安の560円と3日ぶりに反落し、スズキも反落。マツダ、富士重工業もさえない。
こうした中、ホンダが60円高の4600円と3日続伸。米国子会社で、来春の予定を前倒しし、『ラグレイト』(アメリカ名『オデッセイ』)と同社向けエンジンの量産を開始した。トヨタ自動車も、20円高の3020円と続伸。今後、11月以降の米国市場の販売動向が焦点になっていきそうだ。