米国株安を受け売りが先行する展開となり、全体相場は3日ぶりに反落。円相場が一時1ドル=120円台に反発したことも足を引っ張り、自動車株は全面安となった。
日産自動車が、前週末比38円安の582円と4日ぶりに反落。利益確定の売りに持ち合い解消売りが加わり、あっさり600円台を割り込んだ。出来高は市場第5位と高水準。
ホンダも売りが先行し、270円安の4320円と反落。トヨタ自動車、三菱自動車工業、マツダもさえない。「テロ事件の業績に与える影響が読めない」(大手証券)だけに、株価の動きが止まると資金の逃げ足は速い。こうした中、スズキが17円高の1177円と上げた。