【株価】大口投資家が業を煮やした? 日産が急落

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全体相場は3日ぶりに大幅反落し、バブル後の最安値をまたもや更新。自動車株も軟調な動きとなった。

特に、日産自動車の下げが目立った。一時前日比34円安の730円まで売られ、若干戻したものの引け値は741円。3月上旬以来の700円台前半まで下げた。日興ソロモン、ゴールドマン・サックスなどの売りが目立ったが、このところの値動きの鈍さを嫌気し、大手投資家が他の銘柄に乗り換える動きが出てきたようだ。

ホンダも130円安の4520円と反落し、三菱自動車工業、マツダもさえない。米国市場の販売低迷も、自動車株の足を引っ張る要因となっている。こうした中、ミニバン『トラヴィック』を発売して富士重工業が2円高と小幅続伸し、トヨタ自動車も20円高の3820円

《山口邦夫》

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