16日の日経平均株価は前日比784円82銭安の4万9383円29銭と続落。米ハイテク株安を受け、前日に続き半導体関連株、人工知能(AI)関連株を中心に幅広い銘柄への売りが優勢。約2週間ぶりに5万円台を割り込んだ。
15日のニューヨークダウは41ドル安の4万8416ドルと続落。相場が最高値圏に位置する中、ハイテク株の一角に売りが先行。16日に11月の米雇用統計の発表を控え、持ち高調整の売りも相場を押し下げた。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は3日続落。電気自動車のテスラは3.56%高。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、テキサス州で安全監視員が同乗しない自動運転タクシーの試験走行を開始したと明らかにしたことが材料視された。


