全体相場は続伸したが、自動車株は高安まちまち。他のセクターと比べた業績の好調さは事実ながら、市場全体のエネルギー不足から一服症状となっている。
日産自動車は、前日比10円高の817円と続伸。前週末に付けた799円を底値に、再び水準を切り上げてきた。トヨタ自動車も10円高と小反発し、いすゞ、富士重工業もしっかり。
一方ホンダは、前日比10円安の5500円と小反落。売買単位が引き下げられた8月1日に最高値5920円を付けたが、その後は売り買いが交錯する展開が続いている。材料出尽くし感から、『フィット』の絶好調もインパクト不足のようだ。マツダが17円安と反落し、スズキ、いすゞ自動車もさえない。