全体相場は4日ぶりに反落し、自動車株も全面安。7月の米国の新車販売台数が前年同月比5.9%ダウンしたうえ、買い材料となってきた円安も一服。市場全体を見ても、自動車株からハイテク株への資金の回帰現象が起きるなど、目先はアゲンストの流れとなっている。
ホンダが、前日比230円安の5510円と6日ぶりに反落。個人投資家の買いも続かず、利益確定の売りに押された。日産自動車が38円安の800円ちょうどと4日続落し、トヨタ自動車も反落するなど、主力銘柄が軒並み下げた。
三菱自動車工業は、米イリノイ工場の元従業員5人が不当解雇を理由に損害賠償を求める訴訟を起こしたことを嫌気し、前日比19円安の375円と反落。今期減益見通しのダイハツ工業も、14円安の665円と年初来安値を更新した。