【F1ドイツGP決勝】混乱、脱落、健闘……

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ホッケンハイムで行われたドイツGPは上位が次々と姿を消す、完走10台のサバイバルレースとなった。スタート直後、4番グリッドのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がギアのトラブルで加速できず、そこにルシアーノ・ブルティ(ジャガー)が追突。マシンが大破する大クラッシュとなり、赤旗、再スタートとなった。

予選で圧倒的な速さを見せ、約4年ぶりにフロントロウを独占したウィリアムズ。初ポールポジションとなったフアン・モントーヤがトップを独走する。しかしピットストップで給油機にトラブル発生、大幅にタイムロス。なんとかコースに復帰するも結局リタイアに終わる。ミハエル・シューマッハもピットストップの直後にスローダウン。2年連続で母国GP途中で姿を消した。

結局レースは、2番手スタートだったラルフ・シューマッハ(ウイリアムズ)が今季3勝目を上げた。2位にはルーベンス・バリケロ(フェラーリ)が入った。3位には12位スタートのジャック・ビルヌーブが入り、BARホンダが2度目の表彰台を獲得した。ベネトン勢が4、5位と今季初のダブル入賞。ジャン・アレジ(プロスト)が6位に入った。ハインツハラルド・フレンツェン(ジョーダン・ホンダ)の後任として出場したリカルド・ゾンタヤルノ・トゥルーリ共にリタイアに終わった。

《編集部》

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