今秋から来秋にかけて発売する次世代ミニバンやワンボックスワゴンでは、リアドアが両側スライド方式になる車種がぐっと増えそうだ。
トヨタは今年11月にもワンボックスワゴンの『タウンエース・ノア』/『ライトエース・ノア』をフルモデルチェンジする。従来の商用車ベースのセミキャブオーバータイプから乗用車ベースのプラットフォームを採用する見込みだ。同時にサイドのリアドアはこれまでの助手席側の片側からより使い勝手のよい両側に切り替える。
来夏にも上級ワンボックスワゴンの『グランビア』や『レジアス』も世代交代するがこちらも同様にこれまでの一部から全面的に両側スライド方式とする。
ホンダは年末にも『キャパ』の後継モデルを発売するが、同モデルも国内産では登録車で同社初の両側スライドドアを採用。日産は来夏にも『エルグランド』を一新するがこれも従来の片側から両側スライドドアに切り替える。