【株価】外資との連携強化で、富士重工とマツダが堅調

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全体相場は2日続落し、自動車株は高安まちまち。富士重工業が、前週末比3円高の847円と小幅ながら3日続伸。GMとの提携強化、株価の出遅れ感を評価し、外資系証券の一部が投資判断を「持続」から「買い」に引き上げた模様だ。

マツダも、同4円高の319円と反発。大手経済紙朝刊で「筆頭株主フォードとの米合弁生産会社に、中型車向けの最新鋭ラインを導入する」と報道されており、この日は外資との連携強化を図る両社が買われた格好だ。三菱自動車工業も6円高と反発し、いすゞ、日野自動車工業もしっかり。

半面、トヨタ自動車は前週末比20円安の4150円と3日ぶりに反落。スズキも同8円安と4日ぶりに反落し、日産自動車は3日続落と、相変わらずさえない動きが続いている。先週にかけて大幅に上げたホンダは、5370円で前週末比変わらず。相場全体のパワーが不足気味だが、好業績の自動車セクターに対する注目度は高い。

《山口邦夫》

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