【株価】トヨタが小幅続伸---大手証券が合理化策を評価

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全体相場は反落したが、自動車株はほぼ全面高。円相場が1ドル=121円台に反落したことが支援材料となった。

トヨタ自動車が、前週末比20円高の4130円と小幅ながら続伸した。大和証券は先週末発表のレポートで、同社の合理化策が「CCC21」という新ステージに入ったことを高く評価。今3月期は2割弱の営業増益、大幅増益を予測しており、「今後の増益シナリオの信頼性が高い同社株の魅力は大きい」としている。貿易摩擦による中国の自動車輸入制限措置に対しても、マーケットは落ち着きを取り戻している。

日産自動車株は、前週末比2円高の798円と4日ぶりに反発。ホンダは同100円高の5260円と6日続伸し、マツダは同11円高300円で10日ぶりに300円台を回復した。三菱自動車工業、いすゞも続伸。下げたのは、10円安のスズキ、円安の日産ディーゼル工業の2社のみだった。

《山口邦夫》

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