キミの近所のディーラーもホラ、いつのまにか

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輸入車業界で秘かに“看板替え”が流行している。アウディとの販売分離に伴って1月から全店舗の看板改装を始めたVWに続き、今年からボルボやクライスラーも看板表記を更新し始めた。

ボルボはトラック部門との混同を避けるため「ボルボ・カーズ○○」へ、クライスラーはジープをPRするため従来の「○○クライスラー」から「クライスラー・ジープ○○」へ店舗名称を変更するという。ここ数年で見ても伊フィアット(アレーゼ○○)、仏プジョー(ブルーライオン○○)、英ジャガー(ジャガー○○)など店舗名称を刷新する例が増えている。

自動車業界で進む“ブランドイメージ重視”の一例とも言えそうだが、一方でインポーター各社は店舗運営の基準であるディーラースタンダードを一斉に見直し始めている。最近、近畿エリアのディーラーと販売契約を打ち切ったBMWの例もあり、“販売権”や“テリトリー制度”に安住している販売店もノホホンとしていられなくなってきた。

《編集部》

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