運輸省がメーカートップに直接指示---それって効くの!?

自動車 社会 社会
運輸省がメーカートップに直接指示---それって効くの!?
  • 運輸省がメーカートップに直接指示---それって効くの!?

三菱自動車工業が大量のクレーム情報を隠し、リコール隠しを行なっていた問題で、運輸省は三菱自動車を除く国内の四輪・二輪メーカーと輸入業者を呼び出し、リコール業務の適正処理について総点検を指示した。

運輸省が三菱自動車にリコール業務に関して総点検を指示するのは、富士重工業のリコール隠し、ダイハツ工業のリコール勧告に続いて3度目。総点検指示とともに、その結果を提出させるのは富士重事件に続いて2度目となる。

三菱自動車は富士重のリコール隠し事件で総点検した際、運輸省に「リコール業務を適正にやっている」と虚偽の報告書を提出している。これまで、総点検の指示は業界団体の日本自動車工業会を通して行なっていたが、今回初めて各社のトップと品質保証担当者を直接呼び出しての指示となった。「運輸省はそれだけ怒っている」と表現したいようだが、果たしてその効果は?

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集