3日、アメリカ・テキサス州の高速道路で、ファイアストン社製のタイヤを装着した、1996年型フォード『エクスプローラー』が事故を起こし、同乗していた10歳の少年が死亡した。
事故は州の間を結ぶ「インターステート35号線」と呼ばれる高速道路で発生している。時速40マイル(約64km/h)で走行していたエクスプローラーの後輪タイヤが突然パンク。同車は蛇行しながら壁面に衝突し、横転。仰向けになったまま路肩に激突して停止した。この車に乗っていた6人は衝突の弾みで車外に放出され、そのうちの10歳の少年が全身打撲で即死している。
このエクスプローラーがリコールによってタイヤを交換していたかは不明だ。