富士重工業(スバル)の森郁夫社長は、9月1日から3日まで北海道の十勝管内を舞台に開かれるWRC(世界ラリー選手権)第11戦ラリー・ジャパンについて「今回は勝ちます。ぜひご期待を」と述べた。30日の『レスポンス』とのインタビューで語った。
国際ラリードライバーである新井敏弘が、9月1−3日に北海道・十勝管内で開催される世界ラリー選手権(WRC)第11戦「ラリージャパン」に、スバルの最新型ワールドラリーカー「インプレッサWRC2006」で出場する。
スバルのWRCワークスチームであるSUBARUワールドラリーチームは、9月1−3日に北海道十勝管内で開催されるWRC第11戦「ラリージャパン」に、ソルベルグ、アトキンソンがドライブする2台の「インプレッサWRC2006」で出場する。
住友ゴム工業は、2006年度から国内新体制となる全日本選手権に出場する「スバルラリーチームジャパン」へのラリー競技用タイヤのサポートを決定したと発表した。
富士重工業は、国内のスバル特約店のサービスメカニックで構成する「スバルラリーチームジャパン」の2006年の活動を発表した。9月に北海道で開催が予定されているWRC第11戦ラリージャパンに3年連続で出場するとともに、4月から始まる全日本ラリー選手権にも出場する。
世界ラリー選手権=WRCには、併催カテゴリーとしてPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)とJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)があり、基本的にはどちらか一方が併催されることになっている。今年もラリージャパンの併催はPWRC。
デンソーは、2006年のモータースポーツ(4輪)の協賛内容を決定した。昨年に続いてフォーミュラ1(F1)、世界ラリー選手権(WRC)といった世界最高峰のカテゴリーに参加するチームを、コーポレートスポンサーとテクニカルスポンサーとしてサポートしていく。
2005年PCWRCにスバル『インプレッサ』で参戦した新井敏弘選手がドライバーズチャンピオン獲得をした。これを記念して富士重工業は、特別仕様車「インプレッサ・セダンWRX STI spec C V-Limited 2005」を設定し、21日に発売した。
2005年はスバルのラリー活動にとって訃報がふたつ、相次いだ。3月、STIの初代社長である久世隆一郎氏がラリーメキシコ開催週に逝去。もうひとつの訃報は、01年にスバルで世界チャンピオンを獲得したリチャード・バーンズの死である。
「SUBARU Motor Sport Press Conference 2005-2006」には、主戦ドライバーのペター・ソルベルグ以外にもうひとり、WRCチャンピオン経験者が来日した。96−99年に前人未到の4年連続チャンピオン獲得を実現した、トミ・マキネンである。
日本人ドライバーとして史上初めて、FIAが挙行する世界選手権のチャンピオン(PCWRCチャンピオン)となった新井敏弘は、9日に迫ったモナコでのFIA表彰式に、「紋付き袴で参加します」と宣言した。
5日、「SUBARU Motor Sport Press Conference 2005-2006」が開催され、ペター・ソルベルグがWRC2005年シーズンの苦戦を語った。「僕の全力をもってしても、フラットアウトできない。SSのトップが獲れない状態だった」。
05年シーズン、スバルのWRC活動においてキーワードは“コラボレーション”。コラボレーションの最たる例は、ラリージャパンから投入されたリヤサスペンションだろう。
05年シーズンはスバルのWRC活動において、大きな転換点ともいえる年だった。キーワードは“コラボレーション”。これは、「SUBARU Motor Sport Press Conference 2005-2006」に出席した首脳陣やドライバーたちが頻繁に口にしたフレーズである。
WRCに関しては06年を反撃のシーズンとしなければならないが、この日、東稔也マニュファクチャラー代表から06年のドライバー体制について発言があり、「05年と同じラインアップです」とのこと。