
【D視点】台所のフェラーリ? …612スカリエッティ
フェラーリの日本総代理店コーンズがフェラーリ車輸入30周年を記念してフェラーリ『612スカリエッティ・アニバーサリー』を発売した。販売は限定20台。デリバリーは2006年11月を予定している。

【D視点】レクサス LS --- 周りの空気を支配する品格
レクサス最高峰、『LS』シリーズの生産型に限りなく近い実車がお披露目された。目を見張るべきは、達成されているデザインの絶対的なまとまり、完成度である。これは、トヨタとして最上の「仕事」が成された結果であることは間違いない。

【D視点】異文化入門編…ルノー ルーテシア
日本の食卓では西洋料理や中華料理を日常的に取り入れて食生活を楽しんでいる。このような日本人の食生活は、世界でも珍しい。古来より言われていることだが、日本人は外来文化のよさを発見する能力がとりわけ優れているようだ。

【D視点】三菱 i …開発者の熱き、熱き想い
三菱自動車の『i』(アイ)が1月24日に新発売された。ボディサイズは軽自動車規格をほぼ一杯使った2ボックスタイプの5ドアハッチバックだが、最大の特徴は、エンジンを車体後部、後輪車軸の前に置く「リヤ・ミッドシップレイアウト」と称するレイアウトにある。

【D視点】トヨタ エスティマ…伝統の最先端は離陸する?
1990年の夏、カリフォルニアで見た発表直後の初代『エスティマ』の印象は強烈だった。放物線的なサイドビューと、3次元にラウンドした滑らかなボディラインは輝く太陽の下で強烈な存在感を放ち、周囲のクルマたちが一気に古臭く見えてしまった。

【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
久々にシトロエンらしいユニークな新型車、『C3プルリエル』が登場した。昆虫の「ぶうちん」と言った感じで、ショーカーが街に飛び出したと勘違いする向きもいそうなくらい独創的。

【D視点】新型マツダ ロードスター…下駄と米、スニーカーと麦
2003年10月、マツダが東京モーターショーにコンセプトカー『息吹』を発表して以来、その量産型とも呼ぶべき新型『ロードスター』への期待は盛り上っていたが、05年8月25日、そのロードスターがついに発表された。

【D視点】新型フォード フォーカス …モデルチェンジ手法の是非
新型フォード『フォーカス』が5日、日本発表された。先代と同じく5ドアハッチバックの1車型。全長4350mm×全幅1840mm×全高1485mmと大幅にサイズアップされた。モデルチェンジで大きくなるのは近頃珍しくないが、クラストップの室内を誇る大型車並の全幅には驚いた。

【D視点】メルセデスベンツ CLS …ドイツの心臓を持ったアメリカ娘
クルマの流れの中でひときわ目を引く1台、それは新型メルセデスベンツ『CLS』に違いない。しかしスリーポインテッドスターの付いたフロントグリルを確かめるまで、メルセデスベンツだとはわからないであろう。

【D視点】メルセデスベンツ、ミニバンメーカーへの道…Aクラス
2代目の新型Aクラスは、7年ぶりのフルモデルチェンジだが、目新しいニュースもなく地味な感じだ。しかし適度なサイズアップをはじめとして初代の不具合はすべて改善され、加えて2重フロアの特性を生かした安全配慮と中身は充実しており、本国での人気も納得だ。