
【D視点】BMW 1シリーズ…壷に絵をつける職人
BMWが5ドアハッチバックの『1シリーズ』を発表した。これはBMWとしては初めてのコンパクトクラスで、VW『ゴルフ』、アウディ『A3』やプジョー『307』などが競合車となる。

【D視点】ダイハツ『ムーヴラテ』はタマちゃんワールド
ダイハツから新型軽乗用車『ムーヴラテ』が発売された。「ラテ」とはイタリア語でミルク。日頃のせわしい生活を忘れて、おおらかな気分に浸りたい女性に乗ってもらいたい、そんな気持ちを表したネーミング。

【D視点】新型ホンダ・レジェンド…デザイン第一印象
8月24−26日に栃木研究所で技術説明会「ホンダミーティング」が開催された。最新の技術を搭載したホンダ車群がテストコースで試乗を待つなかに、大柄でがっしりした見知らぬクルマが混じっていた。

【D視点】エディックス、ベリーサ、パッソ/ブーン…魅力とブランドは別?
最近の新型車、『エディクス』、『ベリーサ』、『パッソ』/『ブーン』のコンセプトはそれぞれ独自の、しかもメーカー典型のものとなっている。ユーザーが惚れ込むようなコンセプトになっているかどうか、検証してみよう。

【D視点】新型アウディA6…グリルを通して期待が見える
アウディはプレミアムセダンの新型『A6』を7月28日に日本発表した。フォルクスワーゲンを少し贅沢にしたクルマ、が長らくアウディのイメージであったが、『TT』の成功はアウディをプレミアムカーメーカーに押し上げた。

【D視点】新型VWゴルフ…スローライフのラグジュアリー
輸入車販売数ナンバーワンの『ゴルフ』は、知的で堅実なライフスタイルを表現する生活用品として、日本の日常生活にすっかり馴染んでいる。金持ちやオタクのための輸入車が多いなかで、それらとは一味違う輸入外車として貴重だ。

【D視点】トヨタ『クラウン』…主役交替を意識したか?
近頃の話題は、ミニバンやSUV、あるいはメルセデスベンツ、BMW、ジャガーなどの高級欧州車に限られていた。国産普通車のトヨタ『クラウン』クラスは蚊帳の外であったが、「ゼロクラウン」で久々に話題の中心になっている。その秘密を探ってみる。

【D視点】『プリウス』は21世紀のジャポニズム
トヨタ『プリウス』のファンクラブが面白い。メンバーのコメントは「ロボットカー」、「グライダーが大空を滑空していく感じ」、「電気モーターで音もなく後退する」、「20km/h程度でエンジンが着火する」など、目新しい技術の感動が一杯つまっている。

【新BMWデザイン考】『Z4』はアートなクルマ……松井孝晏
心臓がドキドキするようなデザインで大胆に、しかも鮮烈に登場したのが『Z4』だ。続く新型BMW『5シリーズ』もZ4のデザイン路線を選択した。なぜか? 意図を詮索したくなる。好評な3シリーズのデザイン路線から決別という決断は、大胆で、しかもリスクの高い賭けだ。BMWの秘策、あるいは将来展望はなんなのだろうか?

【D視点】新型『XJ』……ジャガー・パートII
ジャガー『XJ』の新型が発表された。すでに兄弟車が矢継ぎ早に発表された後なので、先代と並べないとわからないくらい“わずかに今風にされたデザイン”は、予想の範囲とはいえ古く見える。このようなデザイン傾向は『ニュービートル』、『ミニ』とすっかり市民権を得ており、開き直っての真打登場ということか。