2月4日、東京恵比寿ガーデンプレイスのシャトーレストラン「ジョエル・ロブション」での発表会で観た『ラピード』の第一印象は、「究極の躍動美」というキーワードがぴったり。
ホンダ『CR-Z』のアピールポイントは、ハイブリッドカーと、今や貴重になってしまったスポーティな「2+2」シーター3ドアハッチバッククーペの車型にある。加えて、車両価額226万8000円には割安感もある。
4シーター・アメリカンスポーツクーペの象徴、シボレー『カマロ』が7年振りに復活、5代目として登場した。21世紀のスポーツクーペの新たな定義を謳う新型は、燃費約7.7km/リットルを実現しており、燃費の悪いアメリカ車のイメージを払拭している。
ジャガーファンにとって特別なクルマ、『XJ』の新型が発表された。ジャガーのブランドフィロソフィを具現化したスタイルは、際立った流麗さで、道行く人の視線を釘付けにしそうだ。販売開始は2010年3月となっているが、予約注文のサービスもある。
ベントレー『コンチネンタル』の最強モデル「コンチネンタルスーパースポーツ」が日本にも導入された。6リットルW12気筒のエンジンは、最高出力630馬力、最高速329km/hなど、圧倒的な性能にもかかわらず、フレックス燃料にも対応している。後席を削った大胆さが目を引く。
日本のルノーブランドのなかでは、ダントツに人気の高い小型荷客ハッチバック『カングー』の2代目が発表された。長さが180mm、ホイールベースが100mm、そして幅がなんと155mmも拡大されたので、初代とは別のモデルかと言えるくらいに大きい。
2代目アクセラも、アイドリングストップやCVTなどで燃費のよさを謳ってはいるが、ハイブリットカーや軽乗用車が注目を集めているので、陰が薄い。
『Sタイプ』の後継として期待されたモダンな『XF』だが、古典的なジャガーの中で継子のように見えている。新型『XJ』にも使われる新エンジンを先行搭載したXFの魅力を探る
『ゴルフ』をベースとした、3ドアハッチバックのスペシャリティカー、3代目新型VW『シロッコ』が発表された。2代目からは16年ぶりの復活なので、若者には馴染みはないが、熟年層には良き時代を思い出させてくれる贈り物。
2008年、北京国際モーターショーでワールドプレミアされた新型コンパクトSUVアウディ『Q5』が、日本でも発売された。大きさも手ごろな『A4』をベースとしており、セダンやワゴンでは物足りないリッチなファミリーのファーストカーとしても使えそう。
6代目新型『ゴルフ』は、初代ゴルフのデザインを意識したと言われている。確かに、先代との違いは明らかだ。しかし初代との関連付けの説明は強引で、モデルチェンジの話題作りの可能性さえ感じさせてしまう。
5代目で新型のBMW『7シリーズ』は、5mを超えるボディサイズと、2t近い重量感からか、フラグシップセダンらしいオーラを発している。しかし、約30年の歴史があるにもかかわらず、7シリーズはブランドが今一歩明確になっていないので、新型への期待を特別に大きくしている。
初代のデザインをキッパリと脱ぎ捨て、大好評の競合車と似たボディにホンダの顔を移植したデザインは、潔さと言えるかもしれないが気になるところだ。しかしコンパクトで見慣れた感じのデザインは時流に合っており、好評の一因にもなっているようだ。
『YES! ロードスター1.8』は、ピュアドライビングのダイナミックさを楽しむためにパワーアシスタントを省略した、近年では珍しいクルマ。『3.2』は、「1.8」のコンセプトに加えて安全装備を選べるようにしたもので、ドライブの楽しさを保ちながら安全性を増している。
ロータスカーズの日本総代理店エルシーアイが、オールニューの新型スポーツカー『エヴォーラ』を発表した。ボディサイズは全長4344mm、全幅1848mm、全高1219mm、そして3.5リットルV6・DOHCエンジンは280馬力で6速MTが組み合わされている。