
フィアットが中国系に?! …情報飛び交う
2月にGMとの提携関係を大幅縮小したフィアットだが、「新パートナーは中国企業?」との情報が15日、イタリア国内で乱れ飛んだ。ドイツからの情報で「中国の上海汽車集団(SAIC)が、フィアット株を多数取得するための交渉を継続中」というもの。

【ジュネーブモーターショー05】フィアット クロマ が復活
フィアットは、開催中のジュネーブモーターショーにおいて、ジョルジェット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)がデザインした新型サルーン『クロマ』を公開した。今夏に発売の予定。

「フィアットよさらば」グループ社長の辞任続く
先日GMとの提携解消に道のりをつけたフィアットだが、いっぽうでグループ首脳の辞任が相次いでいる。いずれも傾きかけたグループに新しい血を注ぐべく鳴り物入りで抜擢された人材。それだけに、彼ら無きあとのグループの行方が心配される。

アルファロメオとマセラティが兄弟に
イタリアのフィアットは17日、できるだけ早い時期にマセラティの経営権を所有する意向を明らかにした。マセラティは現在、フェラーリの100%子会社。所有権の移動によって、マセラティとアルファロメオとの協力が予想される。

GMがフィアットに和解金支払い
伊フィアットは、赤字の自動車部門フィアット・アウト(フィアットオート)をゼネラルモーターズ(GM)に買い取らせる権利を放棄することでGMと合意したと発表した。

フィアットがお宝放出、失われるパトロン精神
水の都ヴェネツィアでは、先週末から有名なカーニバル(謝肉祭)が始まった。ところが、あたかもそれに合わせたかのようなタイミングで、フィアットは「お宝」のひとつを手放した。

GM-フィアット交渉、ついに決裂
年末から続いていたGMによるフィアット株買収問題は、交渉期限の2日深夜24時を過ぎても合意点を見出せず、決裂した。フィアットはGMを契約不履行で訴える構えだ。今後はニューヨークの法廷に舞台を移して争われることになりそうである。

フィアット“本丸炎上”… ムルティプラ をイランで生産か
フィアットは26日、イランのPIDF社との間でフィアット車を現地生産することで合意した。年産10万台規模で生産開始し、最終的には25万台規模まで拡大する予定だ。車種は海外工場向けモデル『シエナ/パリオ』など。

アルファ156 GTA にセレスピードATを設定
フィアット・オート・ジャパンは、ハイパフォーマンス・スポーツモデルのアルファロメオ『156GTA』に新たに6速セレスピード・右ハンドル仕様を設定して2月5日から発売すると発表した。

法廷闘争になるか、GM-フィアット問題
GMとフィアット間の買収をめぐる問題は、2月1日まで話し合いの期限が延長された。金銭的な決着がつくのか、それとも長い法廷闘争になるのか、まさに業界の注目の的となっている。