ローブ:なんとかリードを保ったよ。でもラリーはまだ終わってないからね。マーカスは全開できてるから選択肢は同じように攻めるだけだ。/グロンホルム:なんでローブを抜けないのかなぁ。明日を見ててよ。逆転は不可能じゃない。
レグ2も最終ステージは帯広のスーパーSSをSSS20、21と2周するコースだ。2本ともステージタイムのトップ3は、ローブ、グロンホルム、ヒルボネンの順だ。3台とも1秒以内の争いとなった。
グロンホルムは、緊張が途切れたせいかここでも10秒ほどロスするコースオフ。ローブとの差を広げてしまった。ローブは「うまくいっていると思う。ミスらないことが重要だね」と。
北海道十勝地方で開催中のラリージャパンは1日、初日の競技日程を終えた。これまでほとんどのステージでトップをとっていたマーカス・グロンホルム(フォード)は、本日最後の2本のスーパーSSで2番手タイムとなった。
奴田原:ハイスピードコースの上、今日までの雨でとても滑りやすい。とがった石にも注意しないといけない。パンクしないようにしたい。プレッシャーはとくにないけど、今日のシェイクダウンでもガードレールにぶつけたりしてるから、気をつけるよ。
世界ラリー選手権=WRCには、併催カテゴリーとしてPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)とJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)があり、基本的にはどちらか一方が併催されることになっている。今年もラリージャパンの併催はPWRC。
三菱自動車は来季から自動車レースの世界ラリー選手権(WRC)への参戦を休止。一方、フランスのタイヤメーカー、ミシュランは2006年限りで、自動車レースの最高峰・F1から撤退する。
三菱自動車はWRCへの参加を2006年シーズンから中止する。三菱自動車としては2008年シリーズからの復帰を願っているという。次期『ランサー』の登場が07年に予定されており、新型WRカーでの復帰の可能性もある。
三菱自動車は14日、FIA世界ラリー選手権(WRC)への参加を、2006年シーズンから中止すると発表した。経営再建途上にある三菱自動車は、リソースを再建策に集中すべきと判断した。
今回の東京モーターショーはラリージャパン開催から半月ほど後の、絶好ともいえる日程ながら、WRC=世界ラリー選手権参戦メーカーのいくつかは全開モードでのアピールとはならなかった。
28日、ラリージャパンのHQ脇にあるホテルノースランドのボールルームにて、三菱車でラリージャパンに参戦するチーム全員を招待したパーティが開催された。三菱車で参加するチーム員ならだれでも参加できる。
ランサーWRC05の開発は、これまでのドイツのMMSP GmbHから日本の三菱自動車が深くかかわるようになっている。実際には、開発体制のかなりの部分が岡崎工場にシフトしているとのことだ。そして、これは市販車にも積極的にフィードバックされる。
3日にMMSPによるラリージャパンの参戦体制の発表会が、横浜の新港埠頭の特設会場にて行われた。その際、WRCドライバーらによる「ランサーWRC05」と『ランサーエボIX GT』などのデモ走行も披露された。各ドライバーは、記者発表での意気込みをデモ走行にぶつけたわけだ。
三菱自動車は3日、横浜市の新港ふ頭で「ラリー・ジャパン参戦記念 MITSUBISHI MOTORS Rally Meeting」を開催した。ラリーカーの展示やデモラン、新型車の予告展示、そしてコンパニオンのおねえさんもいたぞ。
三菱というと、パリダカなどのラリーレイドのパジェロを思い出す人が多いかもしれないが、WRCを代表とするラリーでの実力は、それに劣らぬ輝かしいものであり、戦歴にいたってはパリダカよりも古い1967年のサザンクロスラリーに遡る。