【マツダ アテンザ 試乗】全方位進化でキャラクター薄まる…島下泰久
初代マツダ『アテンザ』は快活な見た目と走りで30 - 40歳代の若いユーザーに支持されたが、新型はそれに加えて、セダン購買層の中心である50歳代以上まで取り込むことが至上命題とされたという。
【スズキ ワゴンR スティングレー 試乗】こういう商品企画は役割を終えた…金子浩久
『ワゴンR』の内外装をイジッたバリエーション。スティングレーと聞けば、誰でもシボレー『コルベット』を思い出すが、スズキがGM傘下にあった時なら笑って済ませられたが、もはやそうではないのに引き摺って命名しているセンスと姿勢を疑う。
【スズキ ワゴンR 試乗】初代から明らかに後退…金子浩久
『ワゴンR』は“ハイトワゴン”の元祖だが、4代目には初代が持っていた外見上の独自性はない。大ヒット作の宿命だが、続々と生まれたフォロワーに埋もれ、没個性。大きく立派に見せようとしているフロントグリルやヘッドライトなどに、初代の志の高さは受け継がれていない。
【アンプラグド試乗編】その提案力を育てきれるか…トヨタ iQ
時として、世界を変えるようなイノベーションは、“大胆な小型化”や、“ダウンサイジングの価値提案”によって誕生する。自動車業界からも「ダウンサイジングによる提案」が行われた。トヨタ自動車が11月20日に発売する『iQ』だ。
【VW ティグアン 試乗】気になるとすれば…日下部保雄
正直、これはお買い得だと思った。コミコミ360万円と言う数字は国産SUVにとっても脅威になる数字だ。2.0リットルの直噴ターボはパワフルだし6速ATと相まって実用燃費も優れている。
【アンプラグド試乗編】“新たな7シーター”の提案まで、あと一歩…スバル エクシーガ
スバルが、エクシーガで独自の“新たな7シーターの価値”を創造しようとしていることは、きちんと伝わってくる。だが、これから10年という視座に立つと、「惜しい、あと一歩」と感じた部分が散見されたのも確かだ。
【シトロエン C5 試乗】すべてが絶妙なバランス感…岡本幸一郎
シトロエン『C5』は先に写真で見たときにも、いいデザインだと思っていたが、実車はもっとスタイリッシュ。とくにランプ類やボディサイド面の凝った造形が印象的。それも『C6』ほどブッ飛んでいなくて、誰でも気兼ねなく乗れる雰囲気がある。
【ホンダ フィット 試乗】実利をとった…こもだきよし
2代目の『フィット』は先代より大人になった。熟成したといってもいい。ただし、先代の荒削りなハンドリングのキビキビ感が好きだった人にはちょっとモノ足りないと感じるかもしれない。しかしそれが進化というものだ。
【トヨタ クラウン 試乗】先代支持ユーザーは失望するかも…島下泰久
第一印象は「昔の『クラウン』が帰ってきた」。ロイヤルシリーズのあらゆるショックをふんわり吸収する、いかにもクラウンらしい乗り心地がその一番の要因だ。
【レクサス IS-F 試乗】大パワーの代償…島下泰久
大いに迫力を増した外観が、走りへの期待を否応なく盛り上げるレクサス『IS-F』。実際、その走りは昂揚した気分に十二分に応えるものといえる。
