
フォード 2005年決算、増収減益
フォード・モーター・カンパニーは、2005年12月期の連結決算を発表した。純利益は、前年比42.9%減の20億ドルで、1株当たり1ドル4セントだった。

【新聞ウォッチ】GM、フォード、際立つ“息切れ”報道
GM、フォードの業績悪化を伝える分析記事が目立っている。きょうの朝日は「GM、フォード、大ブレーキ 品質改善しても米でのシェア回復せず」というタイトルで経済面の大半の紙面を割いて報じている。

フォードのハイブリッド 研究…エタノール+電気
フォードは25日、ワシントンDCのモーターショーで実験的ハイブリッド『エスケープ・ハイブリッドE85』を発表した。これはエタノール85%・ガソリン15%混合燃料の内燃機関と電気モーターとを搭載した世界初のハイブリッドである。

デトロイトの危機に、米政府介入もあり?
デトロイトを抱える地元ミシガン州選出の国会議員が動き始めた。ブッシュ大統領に対し、「海外のライバルと自動車メーカーが互して行けるよう、貿易法、税制面で対応すべきだ」との意見書を提出した。

フォード、05年の自動車事業は10億ドルの赤字に
米フォード・モーターが23日発表した2005年の通期決算は、北米での販売不振から自動車事業(税引き前)が10億1800万ドル(約1170億円)の赤字になった。前年は8億5000万ドルの黒字だった。

フォード、ミニバンから撤退?
大幅なリストラ策を発表したフォードグループ(23日)だが、企業方針としてもうひとつ見逃せないのが、本格的なミニバン分野からの撤退を考えている点である。新たな「ピープルムーバー」となるクルマの生産を考えているという。

フォードショック! リストラ発表
かねてから注目されていたフォードのリストラ策が発表された。その内容は、2012年までにアメリカ国内で2万5000−3万人を解雇し、14の工場・施設などを閉鎖する大掛かりなもの。

フォードの新たなリサイクルプラン---ピケットとは?
ウォールストリートジャーナル紙が報道したところによると、フォードでは現在「トップシークレット」のプロジェクトが進行中で、その内容とは特許技術を用いたクルマの再利用法なのだという。

欧州の2005年の新車登録台数はマイナス
欧州自動車製造者協会(ACEA)が16日に発表したヨーロッパ(EU23カ国+EFTA)の2005年1−12月の新車登録台数は、1522万2939台と前年比0.7%減のマイナスに転じた。

フォード株、再び評価切り下げ
企業格付けの大手、スタンダード&プア社に続き、ムーディーズもフォードの株式をさらに一段階切り下げた。すでにGM、フォードの株はジャンクボンド扱いとなっているが、さらなる切り下げは、すでに企業として収益が見込めない、ことを意味する。