日産ディーゼル工業は、パー・オストベルグ氏(ボルボ社シニアバイスプレジデント兼ボルボグループCFO)の非常勤の取締役就任を内定した。6月に正式に就任する。
日産ディーゼル工業は11日、上場企業として最後の決算となる2006年度の業績を発表した。前期は国内普通トラック需要が前々期並みに推移したものの、値引き競争が激化したため販売を抑制、減収減益となった。
日産ディーゼル工業の次期社長に内定した竹内覚専務は11日、仲村巌社長とともに記者会見し、スウェーデン・ボルボグループの中で「当社ならではの強みを発揮したい」と抱負を述べた。
日産ディーゼル工業は11日の臨時取締役会で、竹内覚専務(61)の社長昇格を内定した。仲村巌社長(64)は取締役を退任し、相談役に退く。いずれも6月下旬の株主総会後の取締役会で正式に決める。
トラック業界がまとめた4月の普通トラック販売台数は、前年同月比27.0%減の4421台となり、大幅に落ち込んだ。
日産ディーゼル工業は、4月27日付けで、同社の冨久尾隆顧問が親会社のボルボ(商用車)に出向する人事異動を発表した。
日産ディーゼル工業は25日、『コンドル』の緩衝装置に不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。04年4月から06年3月までに生産された1058台が対象。
日産ディーゼル工業は、16日付けで組織改正を実施すると発表した。今回の組織改正では、内部監査室に「SOX担当」を新設する。
日産ディーゼル工業は、オーストラリアでの販売基盤を一層強化するため、UDトラックス・オセアニア の全株式を丸紅グループから取得し、完全子会社化したと発表した。
トラック業界がまとめた3月の普通トラックの販売台数は、前年同月比13.4%減の1万4416台となり、5カ月連続でマイナスとなった。
日産ディーゼル工業は、4月1日付けで組織改正を実施した。今回はマーケティング商品本部、お客様サービス部、国内営業部門、BtoB事業本部、海外盛業部、生産部門、調達部門、管理部門と全体的に組織改正を実施した。
日産ディーゼル工業は、ボルボ社の日産ディーゼルの株式公開買い付け(TOB)で、出資比率が19%から96%になると発表した。TOBが成功したことから日産ディーゼルは東証から上場廃止となる。
米国株高、円安を背景に全体相場は続伸。自動車株はほぼ全面高となった。円相場が1ドル=117円台で小康状態となったことで安心感が台頭。
米国株安を受けて安く始まったが、値ごろ感からの買いが入り全体相場は反発。円相場の軟化を好感し、自動車株は全面高となった。
前日まで5日間で1500円強下げたとあって、買戻しが入り全体相場は6日ぶりに反発。円高が1ドル=116円台と一服したことも好感し、自動車株は全面高となった。